B02133 野間仁根 水彩 バッタに花絵 トップ 巨匠!:真作

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B02133 野間仁根 水彩 バッタに花絵 巨匠!:真作 B2133 [額]縦径:46.5cm 横径:43.4cm 厚み:6.0cm[絵]縦径:27.2cm 横径:24.2cm状態:両上角に画鋲の跡あり。シミ多々あり。画面上凹み部分少々。四つ角ともイタミあり。額スレ少々。箱なし。野間仁根 のま ひとね 1901年 愛媛県に生まれる。1923年 伊藤廉らと童顔社結成。1924年 中央美術展、光風会展などに出品。第11回二科展に初入選。1925年 東京美術学校卒業。1928年 柘榴社入会。第15回二科展で「夜の床」が樗牛賞受賞。1929年 第16回二科展で「The Full Moon」が二科賞受賞。1933年 二科会会員となる。1952年 日展改組に審査員として参加。1955年 一陽会結成に会員として参加。1967年 田崎広助、鈴木信太郎と三人展開催。1979年 死去。享年78歳。 野間仁根画伯は現在の愛媛県今治市吉海町という島(大島)に生まれた。生家はとても大きな塩田を持つ庄屋で、野間先生が学校へ登校するとき、自分の土地から一切離れることなく登校できたと言われるほど大きく立派だったようだ。現在、残っている生家はその面影を十分に感じてあまりあるものである・野間先生の絵は前期から中期にかけて色彩こそ後期のものと変わらないくらい色数は使っている が、明治中期に流れがあった「脂派」ヤニハと言われる絵のように、どことなく黄色っぽい絵が多いが1940年代、中盤からとても綺麗な色彩を多用するようになっている。時代的にも第2次世界大戦が終結した(1945年)前後であり、時代背景もうなずけるところはある。それ以降も色彩の美しさは歳を重ねるほどに明るく楽しくなったことは誰もが認めるところである。皆さんは画伯のデッサンどう思いますか・・・けっして上手とはいえないと思いますよね・・・失礼・・・。画伯は二科展で「樗牛賞」を受賞したとき初めて「デッサンの勉強しなくてはならないなぁ・・・。」と言われたそうである・・・なんという想定外のお言葉・・・おいおい!あの有名な川端画学校と東京美術学校の二つをこなしてきた人が・・・。改めて野間先生の凡人を飛び越えた偉大さを感じるお言葉ですよね。

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